茅ヶ崎市 スポーツ健康・医学講座 2017.2.19 小林勝

 すぐに使える実践的トレーニング

 ☆☆ 関節を柔らかくする体操&腰痛緩和の体操など ☆☆

 スポーツ健康・医学講座/2016年度 茅ヶ崎市体育協会(壺坂剛 先生)

                                                                        こうなんえきでん

2012年  高南駅伝 (茅ヶ崎市)  2012年1月9日(月/祝)

                                                           こうなんえきでん

2014年  高南駅伝 (茅ヶ崎市)  2014年1月13日(月/祝)

     

 2012 スタート、表彰式(1)(2)(3)、2014 スタート

2014 表彰式(1)(2)(3)(4)

2012男子ランナー (1)(2)(3)

2012男子ランナー (4)(5)(6)
2012男子ランナー (7)(8)、2014ランナーの一部

 

茅ヶ崎市体育協会 スポーツ健康医学講座 2013.12.22 小林  勝(2013.12.29 加筆 小林  勝)                                               

  講演会

「レベルアップ&ケガ予防運動する人のための正しいカラダの使い方」

 講師;国際医療福祉大学 小田原保健医療学部 理学療法学科

      

今   ( いまい たけし )先生

 

 2013年12月7日(土) 10:00-12:00

 茅ヶ崎市青少年会館

 

体や筋肉の仕組みを説明しながらの講義

 

スポーツ(運動)中や日常生活の中でのケガ予防について、体や筋肉の仕組みを説明しながらの講義・講演でした。体の使いかた・動かしかたについて、2時間の中では収めきれないくらいの多岐に渡った講義でした。

さすが、大学で毎日講義をしている専門分野の講義です。

先生 自ら (みずから) も、体の使い方を実践・実演してくださいました。

最後に、地元の体操クラブによる 「茅ヶ崎体操」 を参加者皆さんで一緒にやりました。茅ヶ崎体操のDVDは、体育館の窓口に行けばお借りできるそうです。

 

参加者の質問時間が少なかった 

 

惜しかったのは、2時間 目いっぱいを講義に費やしてしまい、参加者からの質問の時間が限られていたことです。できれば、講義を時間半。質問やデスカッションを 30分の時間配分でやれたら、もっと内容の理解を深めることが出来たような気がします。

講義・講演・発表の手法には 2種類あります。ひとつは、入り口から順番に説明する方法です。前に、藤沢であった ある先生のうつ病の講演会はこの方法でした。

私の生まれはどこそこで、生い立ちはこうこうです・・・。という入り方でした。年配者受けしますね。「ああ、この講演は長くなるだろうな」と、私は思いました。

もうひとつは、結論を先に説明してその後にその肉付けの説明をする方法です。この方法の欠点は、予備知識のない参加者にとって、講師の言わんとするレベルに達するまでの時間がかかることです。年配者向けではありません。ですが、理想的には導入したい手法です。

2時間の講演なら講義は時間にとどめ、後の時間は参加者からの質問やデスカッション(討議)とします。もちろん、新しい知識を得たいと思った参加者にとっては拍子抜けの感はあります。ですが、その部分は自分でこれから追及・探究していくことが出来ます。その端緒 (たんしょ) を講師が務めるというやり方です。

限られた時間の中で、すべてを説明することは不可能です。参加者の理解力も様々 (さまざま) です。参加者の求めること、期待することと必ずしも合致するとは限りません。

今回の講演に当てはめるなら、絶対的・普遍的な意味での講演が主 (おも) でした。時間配分の中で、やや足りなかったのは時間軸です。アキレス腱を切った先生がいるお話がありました。わかっていてもケガが起きます。昔、常識だったことがスポーツ医学の進歩で見直されていることが沢山あると思います。

私が中学生のころバレーボールで腹筋運動をするとき膝は伸ばしていました。ところが、ある時期から腰痛予防のため膝は曲げたほうがいいというふうに変わりました。昔は、「練習中に水は飲むな!」が合言葉だったと思います。今では、「こまめに水分を補給しましょう」と変わりましたね。

時間配分的には、そういう実践的な講演が主なほうが良かったかなと感じました。

 

講師と主催者のコミュニケーションが大事 

 

ただ、講師の先生にとって、どんな講演がいいんだろうか? と迷う場合もあるかも知れません。その辺は、やはり主催者と講師の緊蜜 (きんみつ) なコミュニケーションが必要となります。